礼金なし物件は、なぜオススメできないのか?

      2017/10/21

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賃貸不動産を契約するに当たり、初期費用には様々なものがある。

 

その中でも「これ本当に必要なの?」といわれることが多いのが礼金だ。

 

調べれば調べるほど謎な、この礼金というシステム。

 

果たしてムダ金なのか?それとも意味があるのか?

 

今回はその点について話そう。

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礼金ってそもそも何?

関東の人にとっては当たり前の存在である礼金だが、実は関西や他の地方ではないことのほうが多いといわれている。

 

つまり、関東の風習の一つらしい。

 

そこで、礼金とは何なのか、Wikipedia先生に聞いてみると、下記のように定義されているようだ。

礼金(れいきん)とは、主に関東地方において、不動産の賃貸借契約の締結の際に賃借人が賃貸人に対して支払う一回払いの料金である。
礼金の性質についてはさまざまな説が唱えられており、いくつかの性質が混在したものであるとも理解できる。代表的なものを挙げると、1.賃貸借契約締結への謝礼、2.賃料の前払い、3.退去後の空室期間に賃料が得られないことへの補償、4.自然損耗に関する原状回復費用などがある。

「契約締結への謝礼」というよく分からない理由で支払いを求められることもあれば、賃料の前払い・空室期間の補填など実用的な面で求められることもある。

 

では、この礼金はいったい誰に対して支払うお金なのか?

 

その答えは仲介会社ではなく、オーナー(大家さん)や管理会社である。

 

物件を管理しているオーナーさんや管理会社へのお礼金、または賃料の前金、空室補填料として払うことになることが多いようだ。

「礼金なんて払いたくねーよ」は通じない?

地方から関東に出てきた人からすれば「お礼金」というよく分からない理由で、家賃の1か月分だか2か月分だかをふんだくられるのだから、アホ臭いので払いたくないというのが本音だろう。

 

確かに、最近ではそんなニーズを反映してか、礼金なし物件も増えてきており、初期費用を抑えたい人にとってはありがたい世の中になってきている。

 

しかし、この礼金なし物件は果たしてお得な物件だと言い切れるのか?

 

答えはNOである。

 

というのも、オーナーさんも管理会社も、礼金なしの方が人気が出るのは知っているし、そのほうが入居者がつきやすいことも知っている。

 

だが、そんな風潮にあっても礼金を求めるということは、条件がいい物件だったり、キレイな物件だったりするので、オーナーさんや管理会社が自信を持っている物件であることが多いのである。

 

逆に言うと、礼金無し物件の場合は、礼金をカットしないと入居者がつかないような微妙な物件である可能性もあるのだ。

 

一回引っ越したら2年は住む部屋なのだから、後悔はしたくないもの。

 

だったら、少しでも条件が良くてきれいな物件に住みたい人もいるだろう。

 

このように、一概に礼金なしがお得とはいいきれないし、逆にオーナーさんや管理会社が商売っ気が無いために、礼金がつかないケースもある。

 

つまり、その物件を詳しく調べてみないとなんともいえない、というのが本音なのだ。

物件を探すときはどうすればいい?

では、これらを踏まえた上で、物件を探すときは、礼金についてはどう考えて探すべきなのか?

 

結論から言うと、最初は「礼金あり」を選択肢に含めて探すべきだろう。

 

最初から「礼金なし」で探すのもいいが、「礼金あり」と比べると圧倒的に物件数が減ってしまう。

 

最初から選択肢を狭めて探していると、希望条件に合う物件に出会える確率が下がってしまうだろう。

 

だから、まずは礼金ありを選択肢に加えて探し、もし気に入った物件が礼金なしならそのまま契約し、気に入った物件が礼金ありなら、交渉で礼金を下げに行くのが賢い。

 

というのも、大家さんにとっての毎月の収入になる家賃を下げるのは難しいところがあるのだが、実は礼金は交渉次第でカットしやすいものなのである。

 

最初は礼金1か月といわれていても、交渉次第では0.5か月分とか、上手くいけば無しにすることもできるだろう。

 

それに、礼金無し敷金無しの条件で探した場合は、オーナーさんや管理会社に「こいつ、金ないんじゃねーのか?」と疑われて書類審査が厳しくなる可能性もある。

 

このように、最初から礼金無しで探すことにもデメリットがあるので、上手く交渉することを頭にいれて部屋を探そう。
(とはいえ、実際は交渉するのは不動産会社の営業さんなのだが)

まとめ

いかがだっただろうか。

 

礼金という謎の多いシステムだが、色んな角度で見てみると、それほどムダとは言い切れないものなのである。

 

むしろ、礼金あり物件を選択肢に入れながらしっかりと交渉することで、結果として得する可能性もあるので、柔軟に対応するようにしよう。

 

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