千代田区に住むならこの街!おすすめの街ランキングベスト5
2018/12/09
目次
千代田区について
皇居をはじめ、永田町や霞が関といった政府中枢機関や丸の内などのオフィス街がある千代田区。
江戸時代から日本の中枢として発展してきた街であり、住むイメージを持つ人はあまりいない。
しかしそんな千代田区も住む場所を選べば、快適に住む場所があるし実際に人口が増え続けているのだ。
そこで、今回の記事では千代田区の住環境と住むのにオススメな街ベスト5を紹介しよう。
スポンサーリンク
千代田区の特徴
オフィス街と皇居がメインで住居が少ない(昼間人口が多い)
冒頭でも述べたように、千代田区は皇居や永田町、霞が関などの政府中枢機関が密集しているエリアである。
つまり、千代田区外から政府機関やオフィス街に働きに来る人が多いということ。
そのため、夜間人口(住んでいる人)と比較すると、昼間人口が10倍以上多くなる。
そしてそれは、千代田区の治安に大いに関わってくる。
というのも、犯罪発生率で見ると千代田区は23区では多い方だが、そのほとんどが昼間に発生している。
そして、犯罪発生率が高いのは、オフィス街に近い繁華街が多いエリアに限られているのだ。
また、皇居や政府機関があることにより、警察官のパトロールも頻繁に行われているので、犯罪が起こる前に未遂で終わることもある。
このことから、基本的に千代田区の住居エリアで住む分には治安面での不安はないと言えるだろう。
(秋葉原のような例外はあるかもしれないが)
人口増加率No1
近年の都心回帰が流行しており、東京だけに限らず各地方の都心部に多くの人が流入している傾向にある。
その都心回帰の影響を最も受けているのが千代田区だ。
人口こそ6万人ほどの規模だが、増加率はなんと5年間で23%と23区どころか日本でもトップの人口増加率を誇っている。
出展:http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201704/CK2017040402000145.html
その背景には、18歳までの医療費無料などの子育て支援政策や住環境整備への尽力がある。
(さらにはネコの殺処分ゼロと、人にもネコにも優しい)
こうした努力が実り、近年になって、働く場所としてではなく、住む場所として千代田区に注目している人が増えて来ているのである。
家賃はとても高い
千代田区は、江戸時代からの一等地であり、その後も政府機関や大使館などが密集しているエリアである。
英国大使館
そのため、そもそもの一般用住居用の土地が少なくその分だけ地価も高い。
1平米あたり510万円ほどの地価であり、シングル用の分譲マンションも4500万円以上の価格が最低ライン。
(ファミリー用は当然1億を超える)
その地価や物件価格は家賃にも当然反映される。
たとえ築30年以上の中古物件で、1Rや1Kといったシングル用の間取りでも家賃は10万円以上するだろう。
しかし、考え方を変えれば「少し多めの家賃を払えば通勤時間・交通費をほとんどゼロにすることもできる」と考えることもできる。
また、生活レベルの高い人が多く住んでいるため良い刺激を受ける機会も増える。
この辺は個人の考え方や好みの問題になってくるところだろうか。
千代田区で住むのにオススメエリア
では実際に千代田区に住む場合、どこに住めば満足した生活が送れるのか?
ここではオススメの街を5つ紹介しよう。
御茶ノ水
御茶ノ水は中央線の御茶ノ水駅の他には、千代田線の新御茶ノ水駅や丸ノ内線の淡路町駅、都営新宿線の小川町なども利用可能と、マルチアクセス可能なのが魅力。
住環境としては学生街でありながらもとても落ち着いていて静かだ。
周辺にはカフェや和菓子屋、居酒屋にラーメン屋もあるし、スーパーだってオリンピックがあるので日々の買い物も悪くない。
物件数が少ないのが残念だが、良い物件が見つかれば、素晴らしい住環境を享受できるだろう。
御茶ノ水の家賃相場
- 1R:10.35万円
- 1K:9.74万円
- 1DK:13.01万円
- 1LDK:16.01万円
- 2LDK:22.48万円
- 3LDK:37.26万円
参考:homes
スポンサーリンク
御茶ノ水の住みやすさの記事はこちら
麹町
麹町駅は、有楽町線が通っており、少し歩けば半蔵門駅や四ツ谷駅も利用可能。
麹町の住環境としては、なんとっても江戸時代からの由緒ある一等地、番町エリアにあることだ。
番町エリアは昔からの超一等地であり、政治家や外交官などが多く住んでいる。
近年は新築マンションも多く建てられており、物件数も増加傾向にある。
買い物は新宿通り沿いに成城石井やドラッグストアもあるし、一番町のマルエツなど小規模な庶民的スーパーもあるので、意外と生活利便性も悪くない。
麹町警察署も近いため、治安面でも◎だろう。
麹町の家賃相場
- 1R:13.66万円
- 1K:13.30万円
- 1DK:17.50万円
- 1LDK:24.03万円
- 2LDK:31.98万円
- 3LDK:55.10万円
参考:homes
神保町
神保町は古くからの古書店街として有名だったエリアで、講談社・小学館をはじめ、大手出版社のオフィスがあることでも有名だ。
そんな神保町だが、実は味わい深い商店街もあるし、靖国通りから一本路地に入ったエリアには飲食店もたくさんあるので、実はシングルにはとても魅力的な環境である。
スーパーはほとんどないため自炊派には辛いかもしれないが、コンビニやドラッグストアも多いので、シングルなら問題なく住めるはず。
住居エリアとしては、大手町に近い神田美土代町や神田錦町、西神田エリアにマンションが多いのでそちらがメインになるだろう。
神保町の家賃相場
- 1R:12.07万円
- 1K:11.10万円
- 1DK:13.88万円
- 1LDK:20.45万円
- 2LDK:29.06万円
- 3LDK:42.75万円
参考:homes
外神田(秋葉原西口方面)
秋葉原駅にほど近い外神田エリアは、千代田区の中では物件数が多くて便利なので人気がある。
秋葉原に近いため、買い物や外食は便利だし、神田明神をはじめ大きな神社仏閣もあるため、裏通りにはいれば閑静な住環境が広がっている。
秋葉原駅付近はゴミゴミしており、雰囲気も良くないかもしれないが、ある程度の防犯意識さえ持っていれば問題なく住むことができるはずだ。
秋葉原の家賃相場
- 1R:10.81万円
- 1K:10.11万円
- 1DK:12.62万円
- 1LDK:15.91万円
- 2LDK:20.27万円
- 3LDK:32.16万円
参考:homes
秋葉原の住みやすさの記事はこちら
岩本町(神田エリア)
都営新宿線の停車駅の中でも地味な岩本町だが、実は神田や秋葉原まで徒歩圏にある穴場エリアである。
周辺にはオシャレなバーも多く小伝馬町方面や馬喰町方面に行けばスーパーもたくさんあるので生活利便性も優れている。
家賃もそこまで高くないし神田川も近くに流れており落ち着けるので、とてもオススメできる街である。
ただ、首都高の近くに住むと排気ガスなどの影響があるかもしれないので事前リサーチは怠らないようにしよう。
岩本町の家賃相場
- 1R:10.87万円
- 1K:9.90万円
- 1DK:12.94万円
- 1LDK:15.75万円
- 2LDK:22.93万円
- 3LDK:25.68万円
参考:homes
まとめ
都心回帰により注目を集めつつある千代田区の街。
どの街も、歴史がある街であり、散策するだけでも心癒されるようなスポットも多いので、実際に住むと意外と快適に感じられる。
確かに家賃は高いかもしれないが、家賃に見合った環境の良さと格を享受できるはずだ。
ぜひ、視野を広げて一度は千代田区に住むことを検討してみてはいかがだろうか?
スポンサーリンク