江東区に住むならこの街!おすすめの街ランキングベスト4
2018/12/09
目次
江東区について
一口に「江東区」といっても、江東区はとても広い。
豊洲や、新木場のような湾岸エリアも江東区に入るし、門前仲町や木場のような昔ながらの下町エリアも江東区内だ。
このように、様々なエリアがあるため、江東区と一くくりに論ずるのは意外と難しかったりする。
しかし、江東区は区を挙げて住みやすい街になるために、尽力し続けている街でもある。
今回の記事では、江東区の住環境と住みやすい街を紹介しよう。
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江東区の特徴
湾岸エリアと内陸エリアで街の様子が全く違う!
冒頭でも話したように、江東区はとても広く、エリアがくっきりと分かれている。
豊洲や東雲といった、お台場に近い湾岸エリアはタワーマンションがたくさん建っており、また、大型のショッピングモールがあるために、休日になると近隣以外のエリアから多くの人が駆けつける。
豊洲のタワーマンション群
そのため、湾岸エリアは住宅地でありながらも、ある種、観光地やショッピングゾーンといった役割を持っている
豊洲駅前とららぽーと
一方で、江東区の内陸エリア、木場や門前仲町、清澄白河などのエリアは、昔ながらの下町や寺町といった風情がある。
そのため、タワーマンションよりも、低層から中層のマンションや一戸建てがメインだし、お店も路面店の小規模な地元のお店が中心。
このように、湾岸エリアは都会的であり、内陸エリアは下町風情があり、住み分けがくっきりと分かれている。
どちらを好むかは、ライフスタイルや趣味嗜好によるので、ある意味、幅広い人を受け入れられる器がある区ともいえるだろう。
尽きない有楽町線延伸の噂
現在の有楽町線は、池袋から新木場を結んでいる、首都圏ではやや短めの路線だ。
出典:http://komekami.sakura.ne.jp/archives/1007/p9208514
有楽町線はあまり存在感がないため、ラッシュ時もそこまで混雑しないし、混雑区間も短くて済むなど、穴場っぽいポジションだった。
しかし、そんな有楽町線を豊洲から住吉方面に延伸しよう、という江東区の悲願の構想がある。
出典:http://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kokyo/53247.html
これにより、墨田区や足立区からの動線を強化することで、豊洲などの湾岸エリアの存在感を強めることが狙いのようだ。
実現すれば、木場や住吉などの利便性は大幅にアップするため、より江東区の価値は高まるだろう。
出典:http://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kokyo/53247.html
しかし、コスト面や東京メトロとの折り合いなど、これらの話が実現するには多くのハードルを超えなければいけない。
個人的にはぜひ実現していただき、より東京の東側エリアの魅力アップを実現してほしいと思っているが…
家賃は全般的に高いが穴場もある
都会的な湾岸エリアから、下町っぽい内陸エリアまで、様々な顔を持つ江東区だが、一つだけ共通点がある。
それは、全般的に家賃相場が高いということだ。
というのも、江東区の人口増加率はここ10年で10万人増で50万人オーバーと、23区でも有数の増加率を誇っており、地価も1坪当たり160万円と高め。
出典:http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/207343.html?p=all
また、東京駅や日本橋、銀座といった都心エリアまでのアクセスが良いことにより、人気があるため家賃相場が下落しにくいのだ。
(一人暮らし向けの家賃相場は8.8万円から10万円の間くらい)
とはいえ、湾岸エリアはいずれ人口減少してゴーストタウン化するという予想もされているので、何が起こるかはわからない。
(液状化や市場移転問題などもあるし…)
建設中の豊洲市場
もしかしたら、10数年後には湾岸エリアは意外とリーズナブルに住むことができるようになっているかもしれない。
江東区で住むのにおすすめの街ベスト4
清澄白河
少し前までは地味な街だった清澄白河は、近年オシャレな街に生まれ変わりつつある。
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ブルーボトルコーヒーをはじめ、本格派のこだわったコーヒーを提供するカフェが密集していることに加え、清澄庭園や小名木川などの自然環境も豊か。
住宅供給量も豊富で、意外と家賃の安い物件を見つけやすい。
弱点は、駅周辺で生活用品を買えるお店が少ないことだが、赤札堂やマツキヨもあるので、何とか大丈夫。
都心アクセスも半蔵門線と大江戸線が使えるので、大手町や六本木、渋谷まで乗り換えなしで行けるのもGoodだ。
清澄白河の家賃相場
- 1R:8.00万円
- 1K:9.17万円
- 1DK:9.71万円
- 1LDK:13.58万円
- 2LDK:18.35万円
- 3LDK:19.93万円
参考:homes
清澄白河の住みやすさの記事はこちら
門前仲町
東西線と大江戸線が通っている門前仲町の魅力は、何といっても、路地飲みをはじめ飲食店の選択肢が豊富なところだ。
永代通り裏の路地をはじめ、門前仲町の周辺には大小さまざまな飲み屋が集まっており、いろんな人の趣味や気分に合わせてお店を選べる。
また、富岡八幡宮などの寺社仏閣も多いため、昔ながらの下町らしいノスタルジックな雰囲気も魅力的だ。
家賃相場は少し高めだが、都心までのアクセスも良いし、スーパーやコンビニ、ドラッグストアも多いため、総合的な生活満足度は高いといえるだろう。
門前仲町の家賃相場
- 1R:8.69万円
- 1K:9.62万円
- 1DK:11.96万円
- 1LDK:13.12万円
- 2LDK:15.00万円
- 3LDK:21.98万円
参考:homes
門前仲町の住みやすさの記事はこちら
住吉
住吉は都営新宿線と半蔵門線が通っている地味な駅だ。
しかし、周辺には大型スーパーが3店舗もあるし、ホームセンターなどの生活を整えるお店も豊富で買い物も駅周辺でも十分に便利だ。
また、どうしても住吉周辺だけでは物足りなければ、錦糸町も徒歩圏なので娯楽やグルメも楽しむことができる。
治安も錦糸町駅南口エリアよりは良いので安全に住むことができるし、猿江恩賜公園という大規模な公園もあるため、どちらかというと、シングルよりはファミリー層におすすめの街だ。
家賃相場もべらぼうに高い、というほどでもないので、タイミングが合えばよい候補になるのではないだろうか。
住吉の家賃相場
- 1R:8.16万円
- 1K:8.68万円
- 1DK:10.45万円
- 1LDK:12.95万円
- 2LDK:14.95万円
- 3LDK:17.95万円
参考:homes
住吉の住みやすさの記事はこちら
森下
森下は都営新宿線と都営大江戸が停まるエリアであり、中央区と墨田区の境目にある駅だ。
周辺こそ住宅地ばかりで地味な印象だが、実は人形町や両国、清澄白河といった街まで徒歩圏なので、目的や用途によって使い分けが可能。
周辺は墨田区と小名木川に挟まれており、自然も豊かだし、江東区の中では家賃も安めだ。
やはり森下もファミリー層にはおすすめの街だ。
森下の家賃相場
- 1R:8.29万円
- 1K:8.78万円
- 1DK:10.83万円
- 1LDK:14.04万円
- 2LDK:15.74万円
- 3LDK:20.43万円
参考:homes
森下の住みやすさの記事はこちら
まとめ
湾岸エリアの洗練された都会っぽい街から内陸の下町エリアまで様々な顔を持つ江東区。
それぞれのエリアに魅力があり、さらに区を挙げて転入を増やそうと努力している乗りに乗っている区でもある。
確かに家賃も決して安くはないし、湾岸エリアは液状化や今後の過疎化などの可能性もある。
それでも、都心に近いながらも優れた住環境を享受できる江東区エリアの存在は無視できない魅力ある存在といえるだろう。
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