大田区に住むならこの街!おすすめの街ランキングベスト4
2018/12/09
目次
大田区について
東京23区と神奈川の境目にあたる大田区。
湾岸沿いは羽田空港や倉庫街など、産業都市という面があるが、それ以外のエリアは繫華街から高級住宅地、庶民的な街まで様々な表情を持つ。
今回の記事では、大田区の住環境と住みやすい街を紹介しよう。
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大田区の特徴
セレブの街から下町までの振り幅が大きい
大田区の人口は2015年時点で71万人と、23区で3位に入るほど人口が多いエリアだ。
このように、大田区は多くの人口を抱える区であるが、住宅地の様子はエリアによって大きく異なる。
例えば、田園調布や山王といった、昔ながらの高級住宅地はマンションよりはお屋敷がメインであり、ブランド力もある。
なお、こうした高級住宅地は内陸部の坂の上にあることが多く、東急線沿線や京浜東北線より北側エリアが該当している。
一方で、京急線沿線の街、つまり沿岸部は昔からの下町がメインでマンションやアパートといった物件が豊富。
これらの京急線沿線の街は、競艇場がある平和島や、蒲田や梅屋敷など独特の雰囲気を持っており、肩ひじ張らない親しみやすさが魅力。
特に大森の地獄谷や、蒲田のバーボンロードといった昭和のにおいが残る飲み屋街は、食わず嫌いをせずに、ぜひ一度は行ってみてほしいエリアだ。
大森の地獄谷(山王小路飲食店街)
蒲田のバーボンロード
このように、住む場所によって大きく雰囲気も住民の層も異なるため、事前にどんな街かを下調べしておけば、満足のいく生活をおくることができるだろう。
蒲田以外は治安に問題なし
大田区全般で見ると、治安の良いエリアと悪いエリアははっきりと分かれている。
安い居酒屋やヤクザの事務所などがある蒲田周辺は治安が悪いというよりは、雰囲気が独特で好みがわかれる街だ。
参考:警視庁犯罪マップ
他にも、大森と大森海岸駅の間の南大井なども、パチンコ店や居酒屋が多いなど、こちらも注意が必要。
(その分、名店も多いのだが)
しかし、上記の2か所以外は住宅地がメインであり治安は良い。
特に東急線沿線は静かな街が多いため、ファミリー層やカップルには理想的な環境のはず。
京浜東北線沿線や京急線沿線にしても、治安の悪いエリア以外は昔からの下町エリアであり、のんびり過ごせるため、総じて住環境には恵まれている区といえるだろう。
家賃はそこまで高くない
田園調布や山王といった高級住宅地を擁する大田区だが、総じて家賃相場は安め。
シングルなら家賃7万円ほどが中心相場であり、これは世田谷区や目黒区・品川区といった他の23区西部のエリアと比較すると、1万円から2万円ほど安い。
特に家賃が安いのは京急線沿線の街で、各停しか停まらない駅などは京浜東北線沿線や東急線沿線の街と比較すると、かなりお得に住むことができる。
また、山王や田園調布といった高級住宅地も賃貸マンションなら意外とお得に借りられたりするので、賃貸で住む分にはお得に住める区といえるだろう。
大田区の住むのにオススメエリア
大岡山
東急目黒線と東急大井町線が通っている大岡山は、大田区の中では家賃相場が少し高めの街。
というのも、大岡山は目黒区と大田区の境目にある上、高級住宅地でもあるため、地価が高くてブランド性があるからだ。
大岡山の周囲は、東工大があるため学生が多く住んでおり、そのため賃貸物件も豊富だし、学生向けの定食屋や個人商店もある。
東工大の桜並木や近隣の洗足池など自然環境も恵まれているので、学生街のガヤガヤ感と静かな住環境を享受できるエリアといえる。
大岡山の家賃相場
- 1R:7.63万円
- 1K:7.91万円
- 1DK:10.52万円
- 1LDK:12.93万円
- 2LDK:17.15万円
- 3LDK:18.78万円
参考:homes
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大岡山の住みやすさの記事はこちら
大森
京浜東北線が停まる大森駅周辺は、西側が山王エリア、東側が南大井エリアに分かれている。
どちらも賃貸物件数は豊富だが、男性のシングル層なら東側のエリア、女性やファミリー層なら山王エリアがオススメ。
確かに山王エリアは高級住宅地であり、治安も雰囲気も良いのだが、シングルで住むには少々寂しい。
東側のエリアは大井競馬場などがあるため、レースのある日などは少しガヤガヤするのだが、それ以外は気を付けてさえいれば特に問題はないはず。
(一部、ラブホや風俗店が集まっているエリアもあるが)
むしろ、東側エリアは商店街も充実しているし、西友やヨーカドーなどの大型スーパーもあるため、とても便利。
京浜東北線が運休した時も京急線にすぐに切り替えられるのもGood Pointだ。
大森の家賃相場
- 1R:8.44万円
- 1K:8.27万円
- 1DK:10.09万円
- 1LDK:13.91万円
- 2LDK:15.51万円
- 3LDK:18.05万円
参考:homes
大森の住みやすさの記事はこちら
梅屋敷
梅屋敷は京急線の各停しか停まらない駅だ。
梅屋敷の魅力は何といっても、大田区では最も家賃が安いエリアということ。
一人暮らしなら6万円台から、部屋を探すことができる。
駅周辺にはこじんまりとした商店街もあるし、実は蒲田までも徒歩圏なので買い物も便利。
各停なので朝のラッシュもそこまできつくないので意外と快適に住むことができるだろう。
梅屋敷の家賃相場
- 1R:6.67万円
- 1K:7.34万円
- 1DK:8.66万円
- 1LDK:11.32万円
- 2LDK:13.83万円
- 3LDK:16.61万円
参考:homes
梅屋敷の住みやすさの記事はこちら
平和島
競艇場や競馬場があるため、あまりいいイメージを持たれていない平和島だが、実は意外と住みやすい街だ。
駅周辺には商店街があり、店舗数も多いので買い物は便利だし、競艇場の近くにあるBIGFUNにはドン・キホーテや業務スーパーがあるため、買物は近所で済ませることが可能だ。
また、しながわ水族館もあるし、BIGFUNにはIMAXが入っている映画館があるなど、都心まで出なくても娯楽が充実しているのも素晴らしい。
治安についても、最近の競艇場は若いファンも多く、意外と行儀が良い。
急行が停まるため、品川や羽田空港までも15分ほどでアクセスできるのも魅力だ。
平和島の家賃相場
- 1R:6.91万円
- 1K:7.36万円
- 1DK:8.45万円
- 1LDK:11.86万円
- 2LDK:13.41万円
- 3LDK:16.68万円
参考:homes
平和島の住みやすさの記事はこちら
まとめ
23区西部エリアでは屈指の家賃相場の安さと住環境を併せ持つ大田区。
治安が悪いといわれているエリアにしても、最低限気を付けていれば、安くて渋い雰囲気の居酒屋などで美味しい料理とお酒を楽しめる。
交通アクセスにも恵まれているエリアも多いので、若いシングル層には特にオススメできる区といえるだろう。
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