総武線で住みやすくておすすめな街ランキングベスト5
2018/12/09
目次
総武線について
総武線は東京と千葉を結ぶJRの路線であり、緩行線と快速線の2種類がある。
緩行線は、各駅に停車し最終的には中央線と交わり、新宿や三鷹まで行くのに対し、快速線は錦糸町から地下に潜って東京駅方面に向かい、そのまま横須賀線になって、横浜や鎌倉方面に向かう。
千葉方面でも外房線や成田線に分岐したりなど、首都圏のJR路線の中でも長距離を結ぶ路線でありながらも、なかなか複雑な動きをする路線である。
総武線自体は歴史が古く、昔から東京と千葉の架け橋として機能してきており、今でも人気があり利用者の多い路線の一つでもある。
今回の記事では総武線沿線の住みやすい街を紹介しよう。
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総武線の特徴
通勤時の混雑は凄まじい!
東京と千葉を結ぶ路線として長い歴史を持ち、沿線には住宅地が多く、秋葉原や東京、新宿といったオフィス街に直結していることから、通勤通学時間帯の混雑は凄まじい。
錦糸町までは快速線のほうが混んでいるのだが、錦糸町で秋葉原や新宿方面に向かう人が乗り換えるため、緩行線が錦糸町から激しく混雑しだすことが多い。
緩行線の混雑は秋葉原まででピークを迎え、秋葉原でかなりの人が降りる。
このように、快速線も緩行線もかなり混雑するため、通勤通学にかかる体力的な負担は無視できるものではない。
また、新小岩では線路にダイブする人が定期的に表れるため、人身事故による遅延も多いし、混雑による遅延も多いため、特に朝の通勤ラッシュ時は時刻表通りの運航は期待できないのが残念なところ。
ただ、西側の田園都市線などと比較すると、乗客は混雑になれている・割り切っている人が多いため、ケンカによる遅延の拡大などは少なめ。
混雑はするが、割と民度が高いために、電車通勤では混雑以外のストレスを被ることは少ないかもしれない。
下町らしい味わい深い雰囲気のある街が多い
昔から開発されてきた街が多いため、街自体も昔から発展してきたところが多い。
特に亀戸や小岩などは、下町らしく味わい深い商店街・個人店が多いため、相対的に物価が安く済むなどメリットも多い。
亀戸の商店街
また、市川や両国などは総武線にしては珍しく落ち着いた高級住宅地もあるので、安心して住むことができるエリアもある。
その一方で、錦糸町や船橋など開発が目覚ましい繁華街もあるなど、様々なニーズに対応できる街が沿線にそろっている。
このように、総武線沿線は、新宿や渋谷などの有名な街はないものの、見どころのあるアジのある街が多い路線の一つといえるだろう。
総武線沿線で住みやすくてオススメの街
①両国
両国テラス
国技館や江戸東京博物館で有名な両国だが、都内の総武線沿線の中でも静かで地味な雰囲気の街だ。
駅前こそ居酒屋やちゃんこ屋が目立つものの、5分も離れれば静かな高級住宅地が広がっている。
特に駅の北東部にある亀沢や横網エリアなどは静かで治安も良く、女性やファミリー層も安心して住むことができる。
周辺には中小規模のスーパーもあるので、生活利便性はまずまず。
買い物は錦糸町や秋葉原などを併用するなどすれば快適に過ごすことができるだろう。
両国の家賃相場
- 1R:8.78万円
- 1K:8.94万円
- 1DK:10.45万円
- 1LDK:14.09万円
- 2LDK:16.39万円
- 3LDK:17.46万円
参考:homes
両国の住みやすさの記事はこちら
②錦糸町
東京の東の副都心である錦糸町は、総武線沿線の中でも際立って華やかな街だ。
駅の南側は、風俗街・ホテル街・場外馬券場など闇を感じるところもあるが、住むのであればスカイツリーがある北口エリア。
錦糸公園などは、休日は親子連れでにぎわっているし、オリナスやアルカキットなどの商業施設もあるなど、平和で買い物利便性も優れているなど、とてもバランスが良い。
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それ以外にも、魚寅やジャパンミートセンターなど、肉や魚を安く買うことができるお店もあるので、錦糸町も物価を安く収められる可能性が高い。
ただ、家賃相場は近年は上昇気味なので、ある程度の高めの家賃を払うことを覚悟しておくべきだろう。
また、駅の南側のエリアは、場外馬券場やパチンコ店、風俗店が密集しており、治安が悪く夜になると怪しい人が闊歩している。
住むなら北口側のエリアを中心に物件を探すようにしよう。
錦糸町の家賃相場
- 1R:8.28万円
- 1K:8.84万円
- 1DK:10.05万円
- 1LDK:14.28万円
- 2LDK:20.18万円
- 3LDK:20.69万円
参考:homes
錦糸町の住みやすさの記事はこちら
③亀戸
錦糸町の隣駅でありながらも、亀戸からはガクッと家賃相場が安くなる。
周辺には、単価の安いもつ焼き屋さんや、中華料理屋、和食の名店など、隠れた名店が密集しており、特に一人暮らしの男性にとっては天国のような街である。
家賃相場も錦糸町などと比較すると安いし、北口側には亀戸天神や香取神社など由緒ある神社もあるなど、住宅地は意外と質が高くて住みやすい。
今後は、駅周辺に大型のタワーマンションができる予定があるなど、錦糸町・亀戸界隈は都内でも有数の再開発エリアでもあるため、より便利かつ住みやすく発展していくことは間違いないだろう。
亀戸の家賃相場
- 1R:7.26万円
- 1K:7.98万円
- 1DK:9.20万円
- 1LDK:11.98万円
- 2LDK:13.18万円
- 3LDK:17.70万円
参考:homes
亀戸の住みやすさの記事はこちら
④平井
亀戸の隣にあり、新小岩に挟まれている地味な存在の平井駅。
平井の良さは何といっても、ファミリー層でも安心して住むことができる治安と雰囲気に加えて、家賃相場の安さだろう。
周辺には、江戸川が流れていたり、公園も多いなど自然にも恵まれているし、最近では中層・高層マンションが増えるなど住環境も整っている。
買い物事情は周辺の街にはやや劣るものの、スーパーやドラッグストアなど生活に必要なお店は充実している。
総武線屈指の穴場としても人気があるため、平井はファミリー層にはオススメの街の一つといえる。
平井の家賃相場
- 1R:6.60万円
- 1K:7.32万円
- 1DK:7.66万円
- 1LDK:10.02万円
- 2LDK:13.62万円
- 3LDK:12.89万円
参考:homes
平井の住みやすさの記事はこちら
⑤津田沼
津田沼は習志野市にある駅であり、総武線の中では再開発で注目を集めている街の一つである。
津田沼のメリットは、駅周辺に大型スーパーやショッピングモールが多いため、買い物が便利なことに加えて家賃が安いこと。
また、総武線の途中始発駅でもあるため、上手くいけば座って通勤できる可能性が高い。
ファミリー層も多く住んでおり治安も良いし、物件数も豊富なので物件探しに困ることもないだろう。
津田沼の家賃相場
- 1R:5.41万円
- 1K:6.09万円
- 1DK:7.03万円
- 1LDK:9.65万円
- 2LDK:12.45万円
- 3LDK:14.43万円
参考:homes
津田沼の住みやすさの記事はこちら
まとめ
古くからの街が多くて、個性的で面白い街が多い総武線沿線。
通勤ラッシュはキツイものの、それを補って余りあるほどの魅力にあふれていて、住みやすい街も多い。
もし、東急線や小田急線などの西側の街で希望に合わなかったなら、総武線沿線にも目を向けてみてはいかがだろうか?
きっと、あなたの肌に合う街が見つかることだろう。
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